そろそろ衣替え。クローゼットを開けよう!
【5月が衣替えに最適な理由】
やっと、清々しい季節になってきました。 昔から「虫干し」という言葉がありますが、着物を風通しの良い場所で陰干しして湿気を飛ばしていました。 年に数回、乾燥した時期に行っていたようです。 サラーっとした天気が続く5月はまさに「衣替え」に最適な季節。 来シーズン、気持ちよく着るためにも今が大事! 大切な冬物クリーニングは小田原市の柳屋クリーニング店にぜひお任せください!
梅雨入り前の今が衣替えのチャンス!
1,気温の安定
3月、4月は朝晩寒いし、なんとなく冬物のコートはまだ出せないという気分ですよね。やっと5月になると爽やかな風を感じます。
この爽やかな気温の時は「冬物をしまおうかなー」と思いますよね。
なかなかクローゼットやタンスを整理しないあなたも、さあ気分よく春物に切り替えましょう!
2,梅雨入り前
衣類で心配なのは、「カビ」「虫食い」ではないでしょうか?この両方に共通な悪い要素は『湿度』なんです。
とにかく『通気の悪い場所』。これがカビ菌も害虫も共通して好む場所なんですね。
その意味では【梅雨に入っても汚れがついたままの状態】は非常に悪いのです。
虫食い対策
1,害虫は5月の連休明けごろ卵を産み付ける
暖かくなり気温が安定してくると、人間は外に出て活動が活発になりますね。これは、害虫も同じで活発になってくるんです。
幼虫だった虫も、このころ成虫になり衣類に卵を産み付けます。肉眼では見つけにくいので厄介ですが、産卵します。
この産卵時期が5月頃。
5月にしっかりクリーニングしたほうがいい理由の一つがこれなんです。
2、 虫が洋服を食べる時期
その後、卵から孵化した幼虫はエサを求め、洋服などの虫食いを始めます。
近年では、空調が整った家屋が多いので、虫にとっても快適な環境が多いのでしょう。
孵化した幼虫は、7月~翌年の4月ころまで大好物の衣類を食べ続けるのです。
3,虫の大好物
虫の大好物は、何と言っても【動物繊維】。ウール・カシミヤ・など高級繊維の方が良く狙われるようです。
コートなど気づいたら【溝のような線】ができていた。何だろう?とお持ちになるお客様がいらっしゃいます。これはカツオブシ虫の食べ方の特徴で「表面を薄く食べていく」のです。
また、「完全に穴が開く」のはイガという害虫の特徴です。
いずれにしても、ポリエステルやレーヨンよりウール系の動物繊維の方が圧倒的に狙われるのでお気をつけください。
正しい保管
1, 虫・カビの好きな環境
保管で気をつけるべきことはとにかく【通気性】。このことが最重要です。
害虫は、空気の流れが悪く湿気がたまりやすい暗い場所を好みます。
タンスやクローゼットに入れっぱなしの衣類はありませんか?
とにかく、数か月に一度はクローゼットから出して、外の空気に当てましょう。
その意味でも「5月のサラーッとした陽気」の日に、2~3時間、外で陰干しするだけでも衣類の湿気が取れるので有効なんです。
2,汚れ・皮脂・汗は害虫のエサ
通気性とともに大事なのが「汚れの除去」です。衣類の素材としてはウールやカシミヤが大好物ですが、「汚れ」が付いていれば更に虫は食べに来ます。
冬物のウール系は家庭洗濯の水洗いでは「縮み」「型崩れ」が心配ですよね。
そんな冬物を洗うには、なんといっても「ドライクリーニング」が最適です。ドライクリーニングは風合いが変わらず仕上がる優れた洗浄方方法なんです。
アイロンの熱
害虫の卵は熱で退治!
クリーニング店での乾燥機やアイロンのスチームは80℃以上の高温となります。この高温はシワを伸ばすためですが、同時に「殺菌」の効果もあることを御存じでしょうか?
衣類だけでなく、布団や毛布など寝具類も高温処理するので、カビ・害虫・ダニの退治にもなります。
5月の衣替えには、ぜひ小田原市の柳屋クリーニング店にお任せ下さい!
料金
ダウン 3,630円~
コート 2,380円~
セーター 790円~
ワンピース 1,169円~
※この記事は、小田原市の柳屋クリーニング店のクリーニング師 前田 烈 が書きました。
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大切な衣類は小田原市の柳屋クリーニング店にお任せ下さい!
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