クリーニング師として仕事をしていると、ご家庭の主婦の方々に知っておいて欲しいことがたくさんあります。
その一部をご紹介します。
柳屋では着物の丸洗いもやっています。
昔から着物のクリーニングと言えば「洗い張り」という手法がある。これは着物の糸をほどいて、何枚もの布にして水洗いするという方法。洗った後はまた縫い直すのですから、途方も無く時間と手間がかかっていました。当然、値段も高価になる。
そこで現代では、着物を解かずにドライクリーニングで洗う「丸洗い」が主流になっています。
この丸洗いなら「洗い張り」ほど時間と手間をかけなくても、縮むこと無く着物をきれいにできる。
「私が使った着物を今度は子供に」「20年前に娘に着せた着物だけど、今度は孫に」
七五三など、特別な儀式となると世代を繋いでお着物を保管されているお客様は多いですね。
一生に一度のイベント【七五三】。