ふんわり柔らかセーターのまま保管できてますか?
「洗濯機で洗ったら硬~くなっちゃって。これ何とかなりませんか?」ときどきこんな相談があります。
ウールのセーターが硬くなるのは「フェルト化」という現象。ウールの毛の表面は「スケール」と呼ばれる魚のうろこに似た状態なのですが、洗濯機の機械力でこれが絡み合うと硬くなってもう元に戻らない。
残念ながら、そこまでの状況だとお断りしています。
たしかに、カシミアでもウールでも正しく洗えば家庭洗濯できる方法はあります。
でも、やはり光沢のある糸、ぬめり感のある動物繊維でできたセーターなどはドライクリーニングの方が安心です。
セーターも含め「ニット」と呼ばれる柔らかい手触り・肌触りの生地は非常にデリケートな風合いなので「これは!」と思うお気に入りはプロのクリーニングにぜひお任せ下さい!
柳屋がお届けするセータークリーニングの3つの特徴について詳しくご紹介いたします。
ウール・カシミヤなどを家庭洗濯すると「型崩れ」「風合いの変化」「縮み」などいろいろな問題が起きやすい。これは、動物繊維だからです。
動物繊維は毛の1本1本がスケールという魚のうろこ状になっていてこれが洗濯機を回すなどの機械力によって絡む。これが「縮んだ」「硬くなった」という風合い変化になります。
ところが、ドライクリーニングの最大の特徴は「動物繊維が縮まない」こと。
そもそもドライクリーニングは「水洗いできない衣類を洗う」目的で生まれました。
だから、ウールやカシミヤなどデリケートな素材を洗っても「光沢」「ぬめり感」「柔らかさ」を損なうことなく,もちろん縮まずキレイにすることができるのです。
ウールセーターはドライクリーニングすると安心なのですが、素材が「綿」の場合はちょっと違います。
綿のセーターをクリーニング店に出したら、ドライ臭がひどくて困ったという経験はありませんか?
これは、乾燥が不十分でドライ溶剤が残っているためです。
また、そもそも「綿」は植物繊維で、植物繊維は「水洗いの方がきれいになる」という特性もあります。
水洗いというと「簡単なんだ~」と思うかもしれませんが、綿セーターの水洗いは慎重に行わなければいけません。
洗濯機で回したらやはり型崩れの原因になるのでソフトな手洗いで1点1点処理します。
実はドライクリーニングより業務用水洗いの方が手間と時間がかかるのです。
セーターと言えばお悩みは「毛玉」ではありませんか?
毛玉は「擦れ」によってできるので、赤ちゃん毛玉の小さな時にほぐしてあげると防げます。
とはいっても、なかなか取るのも難しいですよね。
柳屋では、セーターをクリーニングした後、丹念に毛玉を取ってお返ししています。
これ、結構な時間がかかりますが受付の英子さんが時間を作っては丹念に取っているんです。
毛玉取りも最近「アートブラシ」さんから仕入れたブラシがよく取れて使いやすいようです。
「毛玉がよく取れて、しかも繊維を傷めない」のが特徴のブラシで、ますますキレイになって返ってきますよ!
※【毛玉の程度により有料となる場合があります】
ここでは弊社サービスの料金についてご案内いたします。
セーター | 600円~ |
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素材コース(デリケートなデザイン) | 1,170円~ |
デラックスコース(カシミヤ・シルク) | 1,476円~ |
マフラー | 726円~ |
詳細は料金表のページをご覧ください。
お問合せからサービス提供開始までの流れをご説明いたします。
受付カウンターでご希望をお伝えください。
1,納期
2,包装について
3,シミや汚れ
洗浄とプレスはすべて自社工場で行います。
前処理から洗浄、後処理まで熟練の職人が入念の作業で行います。
気になる部分、特に落としてもらいたい汚れはご遠慮なくお申し付けください。自社工場だからこそ、細かいご要望は早く、正確に伝わります。
セーターの場合、「シミが古くなると、しみ抜き代が高額になる」という特徴があるのも事実。
ですから、シミにならないうちに早めにクリーニングするのが「セーターを長持ちさせるコツ」でもあります。定期的なクリーニングをお勧めいたします。
お引き取りの際は、必ず「お預かり伝票」をご提示ください。
お客様のセーターは、間違えなく返却すためにすべて番号のついたタッグで管理しています。お預かり伝票にはその「番号」が載っていますので、ご提出願います。
ビニールバッグは有料(1枚10円)となります。
できればマイバッグをお持ちくださいませ。
ここではお客さまの声をご紹介します。
主人がお気に入りのトレンチコート。襟の汚れがひどくて困っていました。ネットで「小田原 、襟 、黄ばみ」で検索したんです。
「小田原 、クリーニング」で検索するとクリーニング屋さんっていっぱい出すぎちゃうので「クリーニング」という言葉は入れないで検索しました。
そしたら柳屋クリーニングさんが上位にあったので電話しました。
「ドライクリーニングだけでは無理なので特殊シミ抜きも必要ですよ」と言われました。
そして返ってきたら「襟の黄ばみ」がすごくきれいになってて本当にびっくり。柳屋さんにお願いして正解でした。