小田原市のクリーニング店
柳屋クリーニング店

〒250-0013 神奈川県小田原市南町1-9-27
小田原駅から徒歩15分 駐車場2台有り

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2021年2月のブログ

皮付きの衣類は防水スプレーで守ろう!(2.11)

「主人のトレンチコートなんですけど、襟の黄ばみがひどくて。これって落ちますか?」電話の主ははじめてお問い合わせのNさま。

最近はスマホでホームページを検索してお問い合わせをいただくケースが増えています。この方も「『小田原のクリーニング』で検索するといっぱいお店が出すぎちゃうから「小田原 黄ばみ」で検索したら柳屋さんが一番上に出てたので来ました。」とのこと。

さて、来店後カウンターに広げてみると襟の黄ばみが確かにすごい。ご主人かなりのお気に入りだったようで、これ手ごわいです。

襟の黄ばみはどなたも経験あると思います。そして、この「黄ばみ」はドライクリーニングしても水洗いしても落ちません。「酸化」といってもうこの状態だと『漂白の特殊シミ抜き』しないと取れないんです。

今から25年前、「洗いやシミ抜き」の基礎から徹底的にやり直そうとダイヤモンド研究会という技術勉強会に入りました。当時、「洋服の黄ばみってなぜ落ちないのか?ドライクリーニングしてるのになぜ落ちないのか?」と不思議でならなかった。そして、その勉強会に初めて持って行った相談品が「カーキ色のトレンチコート」でした。でも、その胸部分にあった「茶色く酸化したシミ」は講師の手によって魔法のように見事に落ちたんです。しかも地色の「カーキ色」も変わらずに。

あれから25年、今回のN様のコートも同じタイプの「酸化したシミ」。地色のベージュをはがさないようにシミ抜きするのが肝。

バーバリーコート。ベージュの地色をはがさず黄ばみをとる!

ベルトバックルの皮革は色が出やすい。襟裏にも同じ皮革がついててはずせないので防水スプレーで前処理。

さて、このバーバリーコートの襟のシミ抜き。実は黄ばみの他にもう一つ問題がありました。それは「ベルトや襟裏についてる皮革」。そうです、焦げ茶色の皮革が部分的についてる。この「皮革」が厄介で「皮の色が出やすい」のです。いったん皮の色が綿の部分につくと大変。特に今回は襟部分を水洗いするので「皮の色泣き」は危険です。

そこで、登場するのが「防水スプレー」。皮革に防水スプレーしておけば「水に濡れても」大丈夫。
今回も、この防水スプレーのおかげで無事シミ抜き作業を完了できました。

ところで、家庭洗濯でも「皮や合成皮革」のついた衣類を洗いたい時ってありませんか?例えば、お尻部分に皮革のついた綿のズボンとか。そんな時は、まず皮革にだけ「防水スプレー」してください。15分ほどで乾きます。そしたら普通に洗濯しても「皮革部分は水をはじいてる」ので、皮の色がにじんで醜くなることはなくなります。ネッ、これっていいでしょ。

ちなみに防水スプレーは、皮革の靴やバッグ、着物にも使えるので1本持っているととても便利ですよ。(使い方に不安な場合は柳屋クリーニングでご指導いたします。店頭販売中 1本1570円)

20センチ離してスプレー後、15分で乾きます。     

水をコロコロにはじく。だから色泣きしません。

昨年は、コロナで大変な年でした。なかなかクリーニングしたくてもできない衣類も多かったと思います。今年も柳屋は感染対策を万全にしています。どんな衣類もすべて自社工場、独自の技術で洗いますので、お気軽にお持ちください!

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