1点1点、手作業で毛玉は取り除く!
中心の真鍮が毛玉をとらえ、外側のナイロンがやさしく掻きだしてくれる優れもの
寒い日が続きますが、この季節、セーターの『毛玉』に悩まされていませんか?
柳屋に持ち込まれるセーターも、かなり毛玉がついてます。そして、それをそのままお返しできないので1点1点、できる限り『毛玉とり』をしています。
奥様方はご存知ですが、この毛玉とりってやっかいなんですよね。柳屋では専用の毛玉取り機械も使いますが、やはり細かいカーブの部分は『手作業』がいい。
使うブラシは、中心に真鍮(しんちゅう)があり、その周りをナイロンが覆っている『毛玉専用ブラシ』。クリーニング屋用につくられたものですが、すっごくよくとれる。
毛玉ってよく取れると気持ちいいんですよね。ストレス解消!って言いながらやってる人もいるくらいでして(笑)
もしこのブラシ欲しいな~っていう方はお店で聞いてみて下さい。お取り寄せすることもできますよ!
毛玉とりが楽しくて、つい笑っちゃうブラシ
1本 2500円(税別)
ゴムの入ったカバーはわん曲したカーブが特に難しい!
1回目は、予備的に圧し、2回目でしっかり本圧し!
最近、病院のクリニックや民泊のオーナー様などからシーツや布団カバーの依頼が増えています。柳屋でプレスしたシーツはどこが違うのか?
民泊の奥様は「これ、自分で何とかやろうとしたんだけど、大変だわ~無理だわ~。それで安いクリーニング屋に出したんだけどシワが多くて~。だから柳屋さんに来たんです」
クリーニング屋さんではでっかい「プレス機」というアイロンのお化けがあってこれでペッタンコと押してゆく。ところが、シワの無い仕上げとなると、そう簡単ではない。
シーツとかホーフって2枚とか4枚とか重ねて圧すのです。1回に約10~15秒くらいを何回かに分けて、、、、、。
その1回できれいに圧せれば早いし効率いいのですが意外と空気が入ってシワになる。
早さだけ求めるならこれでいいのですが、柳屋は違う。
1回目を 「5秒」で早めに切り上げ、すぐ裏返して「15秒」2回目を本圧しする。つまり1回目で軽く伸ばして空気を追い出して、2回目で完璧にシワのない状態をつくってから本圧しをする。
だから、柳屋でプレスしたシーツはシワがなく、きれいなのです。これも、1工程多いからなんですよ。