45℃のお湯に溶かして、
ドボンとつけるだけ。
黄ばんだブラウスも真っ白に!
過炭酸1袋 400円(税別)
いやいや今日は暑かった~。頭がふらふらして、クーラーがゆがんで見えたのは僕だけでしょうか。
そんなフラフラする中、今日もたくさんの方にお越し頂きましたが奥様方は元気ですね。
あるお客様はご主人のワイシャツとスーツを出した後、商品棚を見て考えてる。
「これ何ですかー?」」と指さしたのは酸素系漂白剤の過炭酸。
黄ばんだブラウスも白くキレイになるし、除菌作用もあるからニオイもとれますよ。と説明すると
「やっぱり買ってこうかな。うちのダンナ、最近自分で洗うんですよ、いろんな洗剤試して。何でかっていうと実は『ニオイ』。自分のニオイが気になるんで自分で洗うんだって。だからこれ買ってくわ。私は洗ってあげないの、ダンナに洗わせるから。あははは~」
と彼女は嬉しそうに店を出て行った。
実は最近『男性がニオイを気にする』という話をよく聞くようになりました。
そこでお勧めしているのが『酸素系漂白剤の過炭酸』。これの主成分は過酸化水素(オキシドール)と過炭酸ナトリウム(ワイドハイター)。オキシドールってあの泡がブクブクして消毒するってやつ。だから除菌するし当然ニオイがとれる。またワイドハイターは漂白するから黄ばみが取れるってわけ。その酸素系漂白剤でお勧めなのが『過炭酸』なのです。
衣類の黄ばみ。赤ちゃんの肌着の除菌。下着類のニオイとり。茶碗の茶渋とり。
用途は凄く広いのですが、上の成分を知ればなるほどとご理解頂けれるはず。
ご主人のみならず、奥様もすすんでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
きっとその効果に驚きますよ!
ワンピースは脇の下が黄ばみやすいし、
ニオイも残るので水洗いしたいですね。
昨日、集配の電話注文があり玄関に伺うと
「このワンピースは汗をかいたので、汗をとれるクリーニングでお願いします」
最近お客様もレベルが上がってきておられますね。
以前なら、こんな言葉はお客様から出てこなかった。
つまり
『ドライクリーニングだけでは「汗」が取り切れず、黄ばみ
やゴワゴワやニオイが残りやすいんだ』という意味が
理解されてきているのでしょう。裏返して言えば今まで「汗が取り切れず黄ばみやニオイで無駄なクリーニング代を払ってきた苦い経験がある。もう、そんなのは嫌!ちゃんとやって!」
そもそもドライクリーニングはドライ溶剤という油で洗うこと。水で洗えば縮んでしまうのに、ドライ溶剤だとウールやレーヨンなども縮まずキレイにできる画期的で優れた方法なのです。ただし、弱点がある。それは「水溶性のしみ」を落としにくいこと。その水溶性のシミの代表格が「汗」なのです。
この汗が残ると、酸化して襟、脇の下が「黄ばむ」という醜い状態になる。
ではどうすればいいのか?
答えは「ドライ」と「水洗い」の2度洗いをすること。
ところがクリーニング屋はこの「水洗い」を嫌います。なぜか?
「手間がかかるから。大変だから。」「縮んだり、型崩れしやすいから。リスクがあるから」
だから、ドライの後で「水洗い」すれば汗も取れることは分かっていてもやろうとしない業者が多いのです。
実際、ウールのズボンを「ドライ」と「水洗い」で比べると乾いた状態ではシワの多さが水洗いの方が断然多いことが分かる。
ドライ、、、、シワが少ない→ 仕上げが楽
水洗い、、、、、シワが多い→ 仕上げが大変
仕上げだけとっても、時間のかかり方は「水洗い」の方が多くかかる。しかも、縮まない型崩れさせない技術と注意も必要です。だから、ドライクリーニングと同じ料金ではできないのです。
柳屋では、「Wクリーニング」は通常のドライ料金の2倍を戴いてますが、しっかりした仕事を永く続けるためにはご理解頂きたい重要なことと思っています。
このことに背を向けて汗が多くある衣類でも「ドライ」だけで仕事をすれば、いずれお客様も納得のいかない現実をみることになる。やはり、100%は無理としてもできる限り「長持ちさせる衣類」のお手伝いをしたいものです。
ドライクリーニングは溶剤管理が命!
柳屋では400回洗う毎にフィルター交換
してキレイな溶剤で洗っています。
昨日の朝のこと。四国の初めてのお客様からお電話がありました。
「クリーニング屋さんに出して返ってくると臭いんです。何軒出しても同じでネットで『嫌なニオイの無いクリーニング店』を探してたら柳屋さんが出てきて電話しました」。
この方、小田原の出身ということもあり当店に電話してくれたそうですが、この手の悩みの多さに驚かされますね。
ドライの嫌なニオイは大きく分けて2つ。
1,灯油のようなツーンとしたニオイが残る
ドライクリーニングはドライ溶剤という油で衣類を洗います。乾燥機で乾かしますが時間が十分でないとその溶剤のニオイが残るのです。大量に洗ったり、時間制限があると乾燥が十分にできにくいですね。また、生地の種類によっても残りやすさは違いますよ。例えばセーターでも、アクリルと綿だと綿の方が断然残りやすい。だから柳屋では、綿の厚手のセーターはドライではなく『水洗い』をしています。油臭いセーターは嫌ですからね。
2,甘酸っぱいような、変なニオイがする
このニオイはドライ溶剤自体が汚れているケース。そもそもドライクリーニングでは溶剤を捨てません。だから洗いながら機械の中で「ろ過」して液をキレイにしながら使っているのです。定期的にこの『ろ過フィルター』を交換していればこんな『変なニオイ』は発生しないのですが、この管理がきちんとされていないと衣類にニオイが残ります。しかもこの溶剤管理ができていないと逆に『衣類が汚れて返ってくる』ことになるんですから恐ろしいですよね。お金を払って洋服を出したのに『汚されて』返ってくる。ただ見た目にはわからないのですから恐いことです。クリーニングから返ってきて『嫌なニオイ』がするなら、その可能性があるのでクレームを付けて洗い直しても結局同じ。そういう店はさっさとあきらめて別のクリーニング店に行った方が絶対いいです。
四国からのお電話で全国的にこの『ドライクリーニングの嫌なニオイ』問題はあるんだなぁ~とあらためて感じました。
柳屋クリーニングでは、『溶剤管理』を徹底し、実行するのが使命だと思っています