夏のワンピースを次の年に着ようとしたら
『エリやわきの下が黄ばんでた~』。
よく聞くお話です。
この黄ばみの原因は皮脂と汗。早めに洗えば黄ばみは防げます。
ただ問題はどう洗うか?
家庭洗濯できるものと家庭洗濯できないものをどう見分けるか?
そのヒントが服の内側についてる表示タグ。
洗濯表示は2016年に変わりました。上の表の右の(旧)のマークは2016年までの衣類についてます。左の(新)は2017年以降生産された衣類。
(旧)は「ドライ」とか「手洗い」とか日本語が含まれていましたが(新)は「記号」だけ。なぜかというと世界共通の表示記号に変わったから。
、、、ウ~ん難しくなっちゃったー!
で、家庭洗濯で気を付けたいのが『洗濯機で洗える』と『手洗いできる』マークの違い。
たらいに手が入った『手洗いできる』を洗濯機で回したらオシャカですよ!これは「デリケートな生地だから手洗いでそっと洗ってね」という意味。
そして最後の『水洗いできない』マークはレーヨン、シルク、麻、なんかの縮みやすい素材や飾りが付いた超デリケート品。これはプロに任せた方が無難です。
洗濯表示の「F」「P」はドライクリーニングできますよという意味。いずれも溶剤の名前で「F」は「石油系溶剤でのドライクリーニング可」。「P」は「パークロルエチレン使用可」。
また、右下の✖️記号は「ドライクリーニング禁止」。この場合は下の特殊水洗い「ウェットクリーニング」が必要となります。
ウェットクリーニングとはクリーニング店が特殊な技術で行うプロの水洗いと仕上げまで含む洗濯です。
例えば、礼服にひどく汗やカビがついてしまった場合、ドライだけでは落ちきれず、水洗いの方がスッキリするのですがウールの礼服を水洗いすると縮んでしまいます。
そこで「縮まない水洗い」がウェットクリーニングという技術なのです。
洗濯表示はまだまだいっぱいあるけど、今日はここまで、、、。
とにかく夏もののしまい洗い、家庭でできる ものとプロに任せるものをしっかり見分けましょう!
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大切な衣類は小田原市の柳屋クリーニング店にお任せ下さい!